4/14(木)「無理するなよ」の罪
生徒の合否に直接的な責任を負ってない時。
その生徒が失敗したときに、直接個人として責任を追及される立場じゃない時。
「無理するなよっ!」って言っとけば
言う立場としては安パイなんですよね。
それで生徒が合格すれば、生徒思いの立役者。
生徒が失敗しても、直接責任を追及されるわけじゃない場合。
なんとおいしい一言でしょう?
もちろん本当にストップをかけるべき場合もあります。
本当に生徒の状況を見て無理をさせない場合も多々あります。
ただ,,,気軽に無理させてない場合もあるんですよね。
生徒としても必ず自分の判断を入れて欲しい。
「大人が無理するなよって言ってるから、やらなくていいんだ」ではなくて。
最終的に無理しない判断をするとしても、そこに必ず自分の判断を含めて決めて欲しい。
スポーツでも指導者が判断に迷う場面がよく見られるようになりました。
疲れているように見えるけど休憩を入れるかどうか?
甲子園でエースを連投させていいのかどうか?
はっきりとした境界線は目に見えないんですよね。
だからこそ玉島塾の原則としては
今の自分に対して高い目標を持ち続けている場合で
その目標は変えたくない
なおかつもう少し行きたい意思を生徒が持っている場合、
基本的に、少し行かせてみる。
そのかわり様子をいつも以上にじっくり見ながらですが。
少し行って、やっぱり戻ったり日を改めたりしてもOK。
迷った時に、一回行ってみるという姿勢は持たせておこうと思います。
大丈夫な範囲で無理ができる姿勢を持つために。
自分の今の限界を正確に掴んでおくために。